• 努力の意味について

    夢や目標を達成するために努力する、その結果、叶ったり、叶わなかったり。

    必死に努力して夢が叶うと一時的にうれしくなる。だけどそのうれしさが長続きしない。夢が叶って気づくのは、自分がほしかったものはこんなものだったのかという思い。いったい何のための努力だったのか。

    夢が叶わなくても同じ気持ちになる。あんなに努力したのに、いったい何のための努力だったのか。

    自我が作り出す夢や目標を目指して、努力すると、それが叶っても叶わなくても、その努力とそれに捧げた時間とエネルギー、夢は、実は意味のないことだったのではと気づくようになる。

    それに気づくと、絶望して、自我が外れだす。ここに努力の意味があると思う。

  • 自我の手放し

    奇跡のコースを読んでいると、ひたすら自我を手放すこと、自分自身の本質(愛)を思い出すことを説いているように感じる。

    自我とは、恐れ、不安、過去、未来。これらは幻想で、僕たちはその幻想の中に、か弱い草食動物のように囚われている。

    自我を手放すことは、自分自身の力を取り戻すこと、幻想を幻想であると見抜くこと、恐れではなく、安心、平和、安らぎを増やすこと、精霊の声を聞くこと。